【初心者必見】誰でも分かる!MAMPでバーチャルホストの設定方法【WordPressをローカルで始める】

2023年3月9日PHP,WordPress

WordPressやWeb制作するにあたり、ローカル環境で一つのサーバーに対して、複数のドメインを作りたいときに行う設定があります。
それがバーチャルホストの設定になります。

またバーチャルホストの設定を行うとより、本番環境に近い状態で Webページを制作できます。

具体的にいうと「mamp」「localhost」にファイルを設けていると思いますが、バーチャルホストとして設定すると、アドレスバーに「test.com」でページ表示することができます。

本記事ではMAMPを使い、ローカル環境でWordPressをバーチャルホストの設定について、誰でも分かるように初心者向けに分かりやすく説明していきます。

MAMPの設定

バーチャルホストの設定の前に、MAMPでローカル環境の設定が終わってない方は、
先に設定が必要です。

下記リンクを参考に先に設定をしてくださいね。

バーチャルホストの設定

バーチャルホスト設定時に行うことは三箇所です。

  • httpd.conf
  • httpd-vhosts.conf
  • Macのhosts

ファイルパスをコピーして移動しましょう。

httpd.confの編集

ファイルパス:/Applications/MAMP/conf/apache/httpd.conf

575行目を編集します。

# Virtual hosts
# Include/Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

#の部分を外すだけです。

# Virtual hosts
Include/Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

全体のコードと比較して、
自身の修正に間違い無いか確認してくださいね。

httpd-vhosts.confの編集

ファイルパス:/Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

httpd-vhosts.confのファイルの一番下にコードを追加します。

コピー&ペーストしましょう。

<VirtualHost *:80>
 DocumentRoot “/Applications/MAMP/htdocs/ファイル名"
 ServerName ファイル名.com
 ErrorLog “/Applications/MAMP/logs/ファイル名"
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
 DocumentRoot “/Applications/MAMP/htdocs"
 ServerName localhost
 ErrorLog “/Applications/MAMP/logs/apache_error.log"
</VirtualHost>

入力する箇所の説明もしていきます。

  • DocumentRoot:ルートフォルダのパス
  • ServerName:アドレスバーに入力するホスト名
  • ErrorLog:エラーログファイルの場所

ペースト後、ファイル名を書き換えましょう。
※「ファイル名」を自身の使用しているファイル名に変更してくださいね。

今回は例として「test」というファイル名を使ってチート用も紹介しておきます。

<VirtualHost *:80>
 DocumentRoot “/Applications/MAMP/htdocs/test
 ServerName test.com
 ErrorLog “/Applications/MAMP/logs/test
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
 DocumentRoot “/Applications/MAMP/htdocs"
 ServerName localhost
 ErrorLog “/Applications/MAMP/logs/apache_error.log"
</VirtualHost>

こちらも全体のコードを添付するので、自身のコード間違いないか確認しましょう。

またドメインをさらに増やす事も可能です。
下に順に作るだけです。

複数用のチートです。

<VirtualHost *:80>
 DocumentRoot “/Applications/MAMP/htdocs/test1
 ServerName test1.com
 ErrorLog “/Applications/MAMP/logs/test1
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
 DocumentRoot “/Applications/MAMP/htdocs"
 ServerName localhost
 ErrorLog “/Applications/MAMP/logs/apache_error.log"
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
 DocumentRoot “/Applications/MAMP/htdocs/test2
 ServerName test2.com
 ErrorLog “/Applications/MAMP/logs/test2
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
 DocumentRoot “/Applications/MAMP/htdocs"
 ServerName localhost
 ErrorLog “/Applications/MAMP/logs/apache_error.log"
</VirtualHost>

簡単でしたね。
もちろんホームディレクトリ以外もディレクトリを用意して設定する事もできます。

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localhostでhtdocsにアクセスする

<VirtualHost *:80>
    DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs/"
    ServerName localhost
</VirtualHost>

localhostでアクセスする場合は上記のように記述しましょう。

ファイルの編集後は必ずMAMPを再起動させてください。

Macのhostsを編集する

ファイルパスで移動しましょう。

ファイルパス:/private/etc/hosts

127.0.0.1  localhost

hostsファイルを開くと「localhost」と記載されているのでそこを書き換えます。
httpd-vhosts.confで設定したServerNameを、Machostsファイル内で編集するだけです。

127.0.0.1  test.com

以上で設定完了です。

もし複数アクセス先の設定をしたい場合は、以下のように複数入力するだけです。

127.0.0.1  test1.com
127.0.0.1  test2.com

設定終了後は必ずMAMPを再起動しましょう。

以上でバーチャルホストの設定が終了です。

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