WordPressのURLの変更方法【リダイレクト/Redirection】
WordPressでブログを書き始めて、投稿後に後から「URLを変更」したいって思ったことありませんか?
みなさん一度は経験していると思います。
僕もその一人です。
「カテゴリーを変更」したり、「URL表記」を変えたいなど、様々な理由で変更を考えるタイミングがあると思います。
本記事は WordPressで「URLの変更方法」と「URLの設定後」に「301リダイレクト設定」について説明します。
URLの初期設定・パーマリンク設定
WordPressでURLの初期設定を行う場合はパーマリンクの設定を行います。
サイドバーの「設定」から「パーマリンク設定」を選びます。
「共通設定」からパーマリンク設定を行います。
- 基本
- 日付と投稿名
- 月と投稿名
- 数字ベース
- 投稿名
- カスタム構造
ただこの中から選ぶのは「カスタム構造」の一択です。
カスタム構造は名の通りにカスタムできます。
項目ないから自分のサイトに合わせて設定を行いましょう。
僕のサイトを例に説明していきます。
投稿名/%postname%
【/%postname%】は投稿名になります。
【/%postname%】ユニークなURLを決めることができます。
https://god48.com/%postname%はhttps://god48.com/投稿名ということになります。
カテゴリー/投稿名 /%category%/%postname%
【/%category%/】はカテゴリ名で【/%postname%】は投稿名になります。
ユニークなURLを決めることができます。
カテゴリーは投稿記事内で追加と、事前にカテゴリーを追加する方法があります。
https://god48.com/%category%/%postname%はhttps://god48.com/カテゴリー/投稿名です。
オススメのURLの初期設定・パーマリンク設定
二つのカスタムについて説明しますね。
投稿名のメリット
- カテゴリーを変更してもURLの301リダイレクトの必要がない
- ユニークなURLを設定できるためseo対策ができる
投稿名のデメリット
- 管理が難しい
- カテゴリーでのSEO対策ができない
カテゴリー/投稿名のメリット
- カテゴリーでseo対策ができる
- カテゴリーで管理がしやすい
- ユニークなURLを設定できるためseo対策ができる
カテゴリー/投稿名のデメリット
- URL変更する度に301リダイレクトが必要になる
※記事が増えるにつれ、カテゴリー変更するときがあると思いますが、カテゴリー名を変える予定がない方は【投稿名】のみにしましょう。
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WordPressの投稿済みURLを後から変更
投稿済みURLを後から変更するとだけでは、新しくURLを作成したことになるので、「検索エンジン」結果がリセットされてしまいます。
※もしあなたのサイトが検索上位にいてもURLを変えると0スタートになってしまうということになります。
URLを変えてもリダイレクトすることにより、URLの認識が同一として判断させることができます。
WordPressではリダイレクト設定できる「Redirection」があります。
Redirectionを使用すると301リダイレクトを行うことができます。
※301リダイレクトとは、SEO評価を引き継いでドメインやURLの変更を転送してくれる処理になります。
それではRedirectionをインストールしていきましょう。
Redirectionをインストール
「サイドバー」から「外観」の「プラグイン」から「新規追加」を選択してください。
検索ボックスが表示されるので「Redirection」と検索して「インストール」して「有効化」しましょう。
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Redirectionの設定
最初に英語で表示されますが、Redirectionの設定が英字で表示されます。
翻訳すると以下の内容です。
リダイレクトへようこそ🚀🎉
リダイレクトv4.8をインストールして使用していただきありがとうございます。このプラグインを使用すると、ApacheやNginxの知識がなくても、301リダイレクトを管理し、404エラーを追跡し、サイトを改善できます。
リダイレクトは、数千のリダイレクトがあるサイトへのいくつかのリダイレクトがあるサイトで使用するように設計されています。
このプラグインを使用するにはどうすればよいですか?
単純なリダイレクトには、ソースURL(古いURL)とターゲットURL(新しいURL)の設定が含まれます。次に例を示します。
ソースURL:
(例)ソースURLは古いURLまたは元のURLです
ターゲットURL:
(例)ターゲットURLは新しいURLです
それだけです-リダイレクトしています!上記は一例です。
完全なドキュメントは、リダイレクトWebサイトにあります。
役立つと思われる機能は次のとおりです。
404エラーを監視し、訪問者に関する詳細情報を取得し、問題を修正します
.htaccess、CSV、その他のさまざまなプラグインからインポート
正規表現やその他の条件を含む、より強力なURLマッチング
URLがリダイレクトされていることを確認する
次は何ですか?
最初にいくつかの質問が行われ、次にリダイレクトによってデータベースが設定されます。
準備ができたら、ボタンを押して続行してください。
ここでは設定ではなく説明だけなので、セットアップ開始をクリックしてください。
ここから基本セットアップを行います。
翻訳が以下の内容になります。
基本セットアップ
これらは、今すぐ有効にすることができるいくつかのオプションです。 いつでも変更できます。
WordPressの投稿とページのパーマリンクの変更を監視します。
投稿またはページのパーマリンクを変更すると、リダイレクトによってリダイレクトが自動的に作成されます。 これについてもっと読む。
すべてのリダイレクトと404エラーのログを保存する。
リダイレクトと404のログを保存すると、サイトで何が起こっているかを確認できます。 これにより、データベースのストレージ要件が増加します。 これについてもっと読む。
リダイレクトと404エラーのIP情報を保存します。
IPアドレスを保存すると、追加のログアクションを実行できます。 データの収集に関しては、地域の法律(GDPRなど)を順守する必要があることに注意してください。 これについてもっと読む。
このページでは「WordPressの投稿とページのパーマリンクの変更を監視」と「リダイレクトと404エラーのログを保存」の設定を行います。
どちらともチェックを入れておきましょう。
APIの説明がされています。
翻訳が以下の内容になります。
REST API
リダイレクトは、WordPress REST APIを使用してWordPressと通信します。 これはデフォルトで有効になっており、機能しています。 REST APIは以下によってブロックされることがあります。
セキュリティプラグイン(Wordfenceなど)
サーバーファイアウォールまたはその他のサーバー構成(OVHなど)
キャッシュソフトウェア(Cloudflareなど)
REST APIをブロックするその他のプラグイン
問題が発生した場合は、プラグインのドキュメントを参照するか、ホストサポートに連絡してください。 これは通常、リダイレクトによって引き起こされる問題ではありません。
「セットアップ完了」をクリックしてください。
インポートについての説明です。
以下が翻訳です。
既存のリダイレクトをインポート
WordPressまたは他のプラグインから既存のリダイレクトをインポートすることは、リダイレクトを開始する良い方法です。 インポートするリダイレクトの各セットを確認します。
WordPressでは、投稿のURLを変更するとリダイレクトが自動的に作成されます。 これらをリダイレクトにインポートすると、それらを管理および監視できます。
初期設定のWordPress “古いスラッグ"(27)
チェックを入れて「Continue」から「完了」してください。
以上でセットアップが完了です。
それでは次は実際にリダイレクト方法を見ていきましょう。
転送ルール
「転送ルール」では、「設定済みのURLの転送ルール」と「新しくURLの転送ルールの追加」をすることができます。
設定済みのURLの転送ルール
設定済みのURLの転送ルール次のことができます。
- 編集
- 削除
- 無効化
- Check Redirect
編集:設定済みのURLをさらに修正することができます。
削除:転送ルールを削除できます。
無効化:リダイレクトを無効化します(無効化時は有効化設定できます)。
Check Redirect:リダイレクト設定が有効化されているかのチェックです。
新しくURLの転送ルールの追加
「新しくURLの転送ルール」では次の項目を入力し、「グループ」を選択して「転送ルール」を追加しましょう。
- ソースURL
- Query Parameters
- ターゲット URL
- グループ
ソースURL:転送元のURLです。
Query Parameters:クエリーパラメータを転送先に引き継ぐ設定です。。
ターゲット URL:転送先のURLです。
グループ:グループタブにあるルールです。
「Query Parameters」とは??
- Exact match all parameters in any order(パラメータをすべて一致させる)
- Ignore all parameters(パラメータをすべて無視)
- Ignore & pass parameters to the target(パラメータを無視して転送先へ渡す)
Exact match all parameters in any order :すべてのパラメーターを任意の順序で完全に一致させる。
Ignore all parameters:すべてのパラメーターを無視する。
Ignore & pass parameters to the target:無視してターゲットにパラメーターを渡す。
「Query Parameters」の設定は「Exact match all parameters in any order」で問題ないかと思います。
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グループ
「グループ」では「グループの追加」を行い、
転送時に選択していた「グループ」を「グループ化」することができます。
設定済みのグループの設定
設定済みのグループの設定では次のことができます。
- 編集
- 削除
- 転送ルールを表示
- 無効化
編集:転送ルールを編集できます。
削除:転送ルールを削除できます。
転送ルールを表示:転送ルールを設定されているURLを表示します。
無効化:転送ルールを無効化できます(無効化時は有効化設定できます)。
「モジュール」とは??
- WordPress:PHPでリダイレクトしてくれます。
- Apache:.htaccessファイルに記述してリダイレクトを行います。
- Nginx:nginx.confに記述してリダイレクトを行います。
新規グループの追加
「グループを追加」では「名称」の入力と「モジュール」の選択をして追加を行います。
Site
「Site」ではサイト自体のリダイレクトを行います。
今回はURLの変更なのでとばしましょう。
ログ
「ログ」では「転送した実績」を残しておくことができます。
- エージェントの情報
- 削除
エージェント情報:ユーザーエージェントの情報です。
削除:ログを削除することができます。
404エラー
「404エラー」ではその名の通り「404エラー」の確認ができます。
404エラーがわからない…
※HTTPステータスコードの400版台は処理の失敗を表します。
※404はアクセスしたURLが間違っていることを表します。
404エラーが表示される場合は次のことが上げられます。
- 削除されているページ
- リダイレクト設定がされていないページ
- リンクが切れている
- URLの入力間違え
対応が必要な場合は修正しましょう。
また「404エラー」では次のことができます。
- エージェントの情報
- 削除
- 転送ルールの追加
エージェントの情報:404エラーのエージェントの情報が確認できます。
削除:404エラーログを削除できます。
転送ルールの追加:404エラーからログを削除できます。
インポート/エクスポート
インポート/エクスポートはURLを取り込みたいときは、「インポート」を、
URLを書き出したいときは「エクスポート」をしましょう。
インポート
「ファイルを追加」または「ドラッグアンドドロップ」でファイルを追加するとインポートができます。
インポートファイルは次のファイルが対象です。
- CSV
- .htaccess
- JSON
エクスポート
「エクスポート」では「転送ルール」で設定されている内容と「ファイル形式」を選びます。
その二つを選択して「ダウンロード」をすればエクスポートができます。
転送ルール
- すべて
- WordPress リダイレクト
- Apache リダイレクト
- Nginx リダイレクト
ファイル形式
- すべてのデータ(JSON形式)
- CSV
- Apache .htaccess
- Nginx のリライトルール
example)一括インポート
一括でURLをリダイレクト方法の紹介です。
この記事で一番のメインですよ。
今回は「CSV」ファイルで紹介します。
※CSVファイルが一番簡単だと思います。
リダイレクト選択を「WordPress リダイレクト」に、ファイル形式を「CSV」を選択します。
ダウンロード後、ファイルを開きます。
「Excel」ソフトがない方は「スプレッドシート」でCSVを開きましょう。
「CSV」ファイル「source」があるA列に「旧URL」を。
「target」があるB列に「新URL」を。
※C~H列は削除してください。
ファイル作成後、「インポート」すればリダイレクト設定は終了です。
投稿記事の「URL一括取得」を使える前提でURLリダイレクトを行います。
設定
設定は基本、行わなくて大丈夫です。
設定をなぜ行わなくていいかと言うと、インスール後にセットアップで行なっているからです。
再設定を行い方は設定を行いましょう。
設定したい項目があれば別途設定していきましょう。
- プラグインサポート
- 転送ログ
- 404ログ
- IPロギング
- URLモニター
- 変更を監視するURL
- RSSトークン
- デフォルトのURL設定
- Default query matching:
- URL を自動生成 :
- Apache .htaccess
- リダイレクトキャッシュ
- REST API
サポート
「プラグインをデバッグ」ではデーターベースのバージョンを任意で変更できます。
「リダイレクトテスター」ではURLのエラーが起きていないか確認することができます。
URLを入力するとHTTPステータスコードで確認できます。
HTTP200だと処理の成功です。
以上が WordPressのリダイレクトの設定です。