Nodeとnvmのバージョン指定について違いは？nvmをバージョンを固定したいなど

2025年7月11日2025年7月12日Node

今回は「Nodeとnvmのバージョン指定について違いは？nvmをバージョンを固定したいなど」の紹介です。

Nodeとnvmの違いについて

Node.jsはJavaScriptをサーバーサイドで実行するためのプラットフォームで、NVM（Node Version Manager）はNode.jsのバージョンを管理するためのツールです。

項目	`node` (Node.js)	`nvm` (Node Version Manager)
役割	JavaScript 実行環境	Node.js のバージョン管理ツール
インストール方法	nvm install XXX などでインストール	curl や wget を使ってインストール
バージョン管理	1つのバージョンのみ実行	複数の Node.js バージョンを切り替え可能
デフォルト設定	システムにインストールしたバージョンがデフォルト	nvm alias default XXX でデフォルトを設定
一時的な切り替え	node -v で現在のバージョンを確認	nvm use XXX で任意のバージョンに変更
プロジェクトごとの設定	.nvmrc がない場合は nvm alias default が適用	.nvmrc でディレクトリごとにバージョン指定可能

nvm install 18.18.0  # Node.js 18.18.0をインストール
nvm use 18.18.0      # そのシェルで18.18.0を使用

プロジェクトのルートディレクトリに .nvmrc を作成し、使用するバージョンを記述します。

echo "18.18.0" > .nvmrc

次回そのディレクトリに移動したときに、useを実行すれば「.nvmrc」のバージョンが適用されます。

nvm use

「.nvmrc」がない場合はaliasのバージョン、aliasのバージョンがなければ、currentが実行されます。

nvm alias default 18.18.0

スポンサードサーチ

現在のシェルで有効な Node.js バージョンです。

nvm current

nvm alias default と nvm current の違いは微妙に違うので、軽く違うんだーくらいでいいので、覚えておきましょう。

バージョンして方法はどれかひとつ覚えておけば問題ありません。

コマンド	説明
nvm alias default XXX	新しく開くターミナルで適用されるデフォルトの Node.js バージョンを設定
nvm current	現在のシェルで有効な Node.js バージョンを表示

alias defaultとcurrentはバージョンが違います。

user@username app-hoge % nvm alias default 18.18.0
default -> 18.18.0 (-> v18.18.0)
user@username  app-hoge% nvm current

v18.17.0

alias defaultとcurrentはバージョンを一緒にするには、次のコマンドを叩きます。

echo 'nvm use default' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

node -v  # 現在の Node.js バージョンを確認
node app.js  # JavaScript を実行

スポンサードサーチ

nvmのバージョンをデフォルト設定を行います。

nvm alias default 18.18.0

default エイリアスを削除します。

nvm unalias default

スポンサードサーチ

パスを通してバージョン指定することもできますが、現実的に使用することはないので紹介はやめておきます。

以上です。

Posted by kami