【AWS入門】サブネットの作成方法
今回はサブネットの作成方法の紹介です。
サブネットとは?
サブネットとは、大きなネットワークの分割した際に、
分割した小さなネットワークのことを言います。
ネットワークには大きな(main)ネットワークがあり、それを分割した(sub)、サブのネットワークにだと分かりやすく、覚えやすいですよね!
サブネットの役割
では実際にサブネットって何のために?ってなってると思うので、どういう目的のサブネットが必要なのか説明しますね。
- 通信トラフィックの緩和
- ネットワークの効率化
- ネットワーク障害が起きた箇所を特定できる
- 余計なブロードキャストを処理しなくなる
- 同じネットワークにいるホストが少なくなれば、ブロードキャストが減る
- ネットワークのパフォーマンスが良くなる
サブネットを作り、VPCへ設定することで、publicサブネットの中、またはprivateサブネットの中でEC2インスタンスが起動します。
それではサブネットを作成していきましょう
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publicサブネット
デフォルトゲートウェイがインターネットゲートウェイを向いているサブネットのことを、publicサブネットと言います。
privateサブネット
privateサブネットは、インターネットへの直接アクセスを提供しないサブネットです。
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サブネットを作成
サブネットの作成は「VPC」から行います。
言い換えれば、VPC内にサブネットがあります。
サブネット
サイドバーの「仮装別プライベートクラウド」、または「リージョン別のリリース」から「サブネット」を押下します。
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サブネットを作成
サブネットを作成するにあたり、「使用するVPC」を選択します。
選択すると、「関連されたVPC CIDR」の表示と「サブネットの設定」が表示されます。
サブネットの設定
続いてサブネットの設定を行っていきます。
サブネットの設定では次の設定を行います。
- サブネット名
- アベイラビリティーゾーン
- IPv4 VPC CIDR ブロック
- IPv4 サブネット CIDR ブロック
サブネット名
public用のサブネットとprivate用のサブネット二つを作ります。
サブネット名は「VPC」と紐付けがわかるようにと、「public」か「private」かを分かるようにしてるけます。
- xxx-public-1a
- xxx-private-1a
アベイラビリティーゾーン
「アベイラビリティーゾーン」はAWSのデータセンターの場所を表します。
アベイラビリティーゾーンは独立しているため、一つのアベイラビリティーゾーンが障害が起きても、その他には影響が起きません。
ここではVPCの設定に紐付いた、アベイラビリティーゾーンが表示されます。
IPv4 CIDR ブロック
publicとprivateで同じCIDRブロックにしてはいけません。
必ず異なるようにしましょう。
タグ – オプション
タグの設定を行いたい場合はここで設定を行います。
「サブネット名」と連動しているので、自動で入力されます。
特別にタグを設定したいなどがなければ、自動で入力された値のみで問題ありません。
新しいサブネットを追加
「新しいサブネットを追加」では、サブネットの作成で一度に複数のサブネットを作る場合はを押下して作成してください。
「public」と「private」を作るには必要なので、一度に作成するのがおすすめです。
サブネットを作成
「サブネットを作成」を押下で、ページ内で設定したサブネットが作成され、一覧でも確認できます。
サブネットはインスタンスに紐づけて使用するので、合わせてインスタンスの作成についても学んでいきましょう。